高戸(読み)こうこ

精選版 日本国語大辞典 「高戸」の意味・読み・例文・類語

こう‐こ カウ‥【高戸】

〘名〙 酒をたくさん飲む人。上戸(じょうご)
西宮記(969頃)六「外記注御酒勅使等名、授参議〈左右各二人、選高戸者之〉」 〔白居易‐戯贈夢得兼呈思黯詩〕

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普及版 字通 「高戸」の読み・字形・画数・意味

【高戸】こうこ

富民

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世界大百科事典(旧版)内の高戸の言及

【上戸・下戸】より

…いずれも平安時代には使われていた語で,上戸は《大鏡》,下戸は《色葉字類抄》に見られる。また,《西宮記》などでは上戸ではなく高戸(こうこ)という呼び方をしている。中国では唐代以前から〈大戸・小戸(たいこしようこ)〉という呼び方があり,高戸の語も使われていた。…

※「高戸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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