高曾根村(読み)たかそねむら

日本歴史地名大系 「高曾根村」の解説

高曾根村
たかそねむら

[現在地名]岩槻市高曾根

末田すえだ村の西、元荒川右岸の沖積平野に位置し、集落は自然堤防上に形成されている。宝暦六年(一七五六)まで岩槻藩領、以後幕府領。田園簿に村名がみえ、高は田方七九二石余・畑方三五六石余。延宝八年(一六八〇)の岩付領内村名石高家数人数寄帳(吉田家文書)では家数五三(本百姓二八・水呑二五)、人数三〇三、岩槻藩の地方支配は下郷しもごう筋に所属。貞享三年(一六八六)の岩槻藩領郷村高帳によると高一千一四八石余、ほかに新田高一五八石余、小物成は藍瓶役鐚一四八文、見取場田畑一町二反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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