高木養根(読み)タカギ ヤスモト

20世紀日本人名事典 「高木養根」の解説

高木 養根
タカギ ヤスモト

昭和期の経営者 元・日本航空社長



生年
明治45(1912)年7月7日

没年
平成11(1999)年1月9日

出生地
広島県福山市

出身地
岐阜県高山市

学歴〔年〕
京都帝国大学中退,東京帝国大学法学部〔昭和15年〕卒

経歴
大日本航空に勤務のち、昭和26年日航に入社。営業部次長、香港支店長、総務部長等を歴任し、36年取締役、38年常務、44年専務、46年副社長を経て、56年社長に就任。在任中に羽田沖事故、ジャンボ機墜落事故などの大惨事が続き、その責を負って、60年相談役に退いた。以後も、個人的に遺族を弔問していた他、毎夏、墜落現場の群馬県上野村の御巣鷹の尾根に慰霊登山を続けた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高木養根」の解説

高木養根 たかぎ-やすもと

1912-1999 昭和時代後期の経営者。
明治45年7月7日生まれ。大日本航空に勤務ののち,昭和26年新発足の日本航空にはいる。総務部長などを歴任し,56年日航初の生え抜きの社長となる。57年DC8型機の羽田沖墜落,60年群馬県御巣鷹山へのジャンボ機墜落と事故がつづき,60年引責辞任。平成11年1月9日死去。86歳。岐阜県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「高木養根」の解説

高木 養根 (たかぎ やすもと)

生年月日:1912年7月7日
昭和時代の経営者。日本航空社長
1999年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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