日本歴史地名大系 「高来郡」の解説
高来郡
たかくぐん
- 長崎県:肥前国
- 高来郡
〔古代〕
島原市の弥生時代前期から終末期にわたる
九州の県は「魏志倭人伝」にみえるクニの系譜を引くものがあり、古墳時代前期の古墳の分布地と重なるという。しかも海上交通の要所で、令制下の郷とその範囲がほぼ一致する場合が多く、県主は司祭者的性格が強いという指摘があるが、「高来県」(「日本書紀」景行天皇一八年六月三日条)は野島郷(野鳥郷)あるいは
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報