高柳真三（読み）タカヤナギ シンゾウ

20世紀日本人名事典

高柳 真三
タカヤナギ シンゾウ

昭和・平成期の法学者 東北大学名誉教授。

生年

明治35(1902)年5月12日

没年

平成2(1990)年1月4日

出生地

石川県金沢

学歴〔年〕

東京帝国大学法学部法律科〔大正14年〕卒

学位〔年〕

法学博士(東北大学)〔昭和27年〕

主な受賞名〔年〕

勲二等旭日重光章〔昭和48年〕

経歴

東北帝大法文学部助手、助教授を経て、昭和16年教授。この間、12〜14年欧米に留学。33年法学部長、41年定年退官、以後、岩手県立盛岡短大学長、東北学院大教授を務めた。31年日本学術会議会員、51年日本学士院会員に選ばれる。著書に「徳川時代刑法の外観」「日本法制史」「明治初期家族法史」など。

出典　日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」（2004年刊）

デジタル版 日本人名大辞典+Plus

高柳真三 たかやなぎ-しんぞう

1902－1990　昭和-平成時代の法学者。
明治35年5月12日生まれ。日本法制史を専攻する。昭和16年東北帝大教授となり,33年東北大法学部長。41年盛岡短大学長,のち東北学院大教授をつとめた。学士院会員。平成2年1月4日死去。87歳。石川県出身。東京帝大卒。著作に「徳川時代刑法の概観」「日本法制史」など。

出典　講談社