高橋弘希(読み)タカハシヒロキ

デジタル大辞泉 「高橋弘希」の意味・読み・例文・類語

たかはし‐ひろき【高橋弘希】

[1979~ ]小説家・ミュージシャン。青森の生まれ。平成26年(2014)「指の骨」で新潮新人賞受賞し作家デビュー。音楽活動のかたわら小説を発表し、平成30年(2018)「送り火」で芥川賞を受賞。

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知恵蔵mini 「高橋弘希」の解説

高橋弘希

小説家。1979年12月8日、青森県生まれ。大学卒業後、予備校に勤める傍らロックバンドで作詞作曲を手掛け、小説を書き始める。2014年に『指の骨』(新潮社)で第46回新潮新人賞を受賞し、文壇デビューを果たす。17年、『日曜日の人々(サンデー・ピープル)』(講談社)で第39回野間文芸新人賞を受賞。18年には、中学生主人公に現代社会に潜む暴力性や閉塞感を描いた『送り火』(文藝春秋)で第159回芥川賞を受賞した。他の主な著書に『朝顔の日』『スイミングスクール』(共に新潮社)などがある。

(2018-7-24)

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