高沢寺(読み)こうたくじ

日本歴史地名大系 「高沢寺」の解説

高沢寺
こうたくじ

[現在地名]鰺ヶ沢町七ッ石町

七ッ石ななっいし町の南側にあり、初め合浦山のち滝広山と号し、曹洞宗本尊釈迦如来。正法寺歴代住持簿(岩手県水沢市正法寺蔵)によれば、永和元年(一三七五)道叟道愛が現鰺ヶ沢町に建てた高沢寺(場所不明)で遷化したという。その後荒廃し、元和元年(一六一五)全室廓応が開山となり再建(「長勝寺並寺院開山世代調」長勝寺蔵)、場所はこめ町にあったという(鰺ヶ沢町史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android