日本歴史地名大系 「高浜砲台跡」の解説 高浜砲台跡たかはまほうだいあと 大阪府:三島郡島本町高浜村高浜砲台跡[現在地名]島本町高浜高浜渡の北、広瀬(ひろせ)村との境界近くにある。慶応二年(一八六六)薩摩・長州などの倒幕軍に対して淀川制圧の目的のため、対岸楠葉(くずは)(現枚方市)の砲台と同じく幕府によって建設された。砲台は高さ八尺、周囲約一〇〇間の規模で、当時山崎(やまさき)の防備についていた伊勢国津藩藤堂家に守らせている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by