日本歴史地名大系 「高田宿村」の解説 高田宿村たかたしゆくむら 兵庫県:赤穂郡上郡町高田宿村[現在地名]上郡町宿(しゆく)高田中野(たかたなかの)村の北、高田川中流域平地に位置する。古山陽道が通り、東は二木(ふたつぎ)村(現相生市)、西は山野里(やまのさと)村に通じる。正保郷帳では宿村とみえるが、のち梨(なし)ヶ原(はら)宿と区別するため高田を冠したと思われる。江戸時代の領主の変遷は上郡村に同じ。正保郷帳では田高一八七石余・畠高三〇石余。明和六年(一七六九)の村明細帳(高田宿自治会文書)によれば、高二三八石余・反別一三町九反余、家数三三・人数一六〇、牛七。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報