デジタル大辞泉 「高眼圧症」の意味・読み・例文・類語 こうがんあつ‐しょう〔カウガンアツシヤウ〕【高眼圧症】 眼球内の房水の生産・流出量を調整する機能に障害があり、眼圧が慢性的に高い状態。緑内障の危険因子の一つとされる。視野や視神経には障害がなく、眼圧が正常値(約10~20ミリ水銀柱)以上の場合、高眼圧症とされる。眼圧が高い場合(約30ミリ水銀柱以上)などは緑内障への進行が懸念されるため、予防処置として眼圧を下げる治療が行われる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の高眼圧症の言及 【緑内障】より …視野異常の程度は,眼圧レベル,罹病期間等によりさまざまである。ただし眼圧は高くても視野にまったく異常のないものは高眼圧症という。また緑内障のために失明したものを絶対緑内障という。… ※「高眼圧症」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by