高縄神社(読み)たかなわじんじや

日本歴史地名大系 「高縄神社」の解説

高縄神社
たかなわじんじや

[現在地名]北条市宮内 馬場

山裾の馬場ばばにあり、大山積神・高神・鳴雷神など一九神を合祀する。旧県社。

由緒によれば越智高縄が高縄山頂に居城を構え大山積神を崇敬していたが、越智益躬が高縄山天神森てんじんもり社殿造営。保延二年(一一三六)河野親清が社殿を現在地に奉遷、高縄三島神宮と称し、以来天正一三年(一五八五)の河野氏滅亡に至るまでその祈願所として栄えたという。

「三代実録」の貞観五年(八六三)九月二五日の条に「廿五日甲寅。授(中略)伊予国正六位上高縄神並従五位下」とあり、神職は越智氏の後裔正岡氏が世襲した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 焼失 中略 宝物

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む