高草嶺村(読み)たかそうれいむら

日本歴史地名大系 「高草嶺村」の解説

高草嶺村
たかそうれいむら

[現在地名]平村高草嶺

中江なかえ村の東の高台に立地し、四方が傾斜面。北は入谷いりたに村。南の夏焼なつやけ村とは同一村のように共同体をつくる。草嶺の名称は焼畑に適する土地の意味。天文二一年(一五五二)一〇月二七日の五箇山衆連署申定(生田家文書)の「小谷」の内に「たかさわれ左衛門尉」の名がみえる。正保郷帳に村名がみえ、高一八七石余、田方五反余・畑方一一町九反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android