高貴織(読み)コウキオリ

デジタル大辞泉 「高貴織」の意味・読み・例文・類語

こうき‐おり〔カウキ‐〕【高貴織(り)】

絹織物の一。縦糸諸撚もろより、横糸に片撚りの練り染め糸を用いて飛び斜文組織で織ったもの。多く男子用の着物地にする。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「高貴織」の意味・読み・例文・類語

こうき‐おりカウキ‥【高貴織】

  1. 〘 名詞 〙 綾糸織りの一種。普通、経(たていと)に諸縒(もろより)、緯(よこいと)片縒の練染糸を用いて、裏表とも同一の組織に織ったもの。高貴。
    1. [初出の実例]「売出しの際尤も良く捌けたる品は〈略〉広貴織」(出典:報知新聞‐明治二八年(1895)一〇月二三日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む