高貴織(読み)コウキオリ

デジタル大辞泉 「高貴織」の意味・読み・例文・類語

こうき‐おり〔カウキ‐〕【高貴織(り)】

絹織物の一。縦糸諸撚もろより、横糸に片撚りの練り染め糸を用いて飛び斜文組織で織ったもの。多く男子用の着物地にする。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「高貴織」の意味・読み・例文・類語

こうき‐おりカウキ‥【高貴織】

  1. 〘 名詞 〙 綾糸織りの一種。普通、経(たていと)に諸縒(もろより)、緯(よこいと)片縒の練染糸を用いて、裏表とも同一の組織に織ったもの。高貴。
    1. [初出の実例]「売出しの際尤も良く捌けたる品は〈略〉広貴織」(出典:報知新聞‐明治二八年(1895)一〇月二三日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android