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高越山 こうつざん

大辞林 第三版の解説

こうつざん【高越山】

徳島県中央部の美馬市・吉野川市の境、吉野川南岸にある山。海抜1133メートル。修験道や民間信仰の対象となっている。阿波富士。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

高越山
こうつざん

徳島県中北部、吉野川市山川町にある山。吉野川の南岸にそびえ「阿波(あわ)富士」ともよばれる。標高1133メートル。古くからの修験(しゅげん)道の山で「おこうっつぁん」とよばれて親しまれ信仰されている。民俗学的にはハヤマ信仰の「お神っ山」であり、神の山、聖山である。山頂近くに真言宗大覚寺派の高越寺があり、三十六童子、のぞき岩、せり割などの行場がある。南北朝時代には南朝方にくみした阿波山岳武士の前進基地が置かれた拠点であった。中腹にはブナの原生林やツツジの群生地があり、土柱高越県立自然公園に指定されている。かつて東麓(とうろく)にあった高越鉱山は含銅硫化鉄鉱鉱床で、最盛時には3000人の従業員がいたが、1971年(昭和46)閉山した。JR徳島線阿波山川駅から徒歩で約4時間を要する。[高木秀樹]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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