常陽(読み)ジョウヨウ

デジタル大辞泉の解説

じょうよう〔ジヤウヤウ〕【常陽】

茨城県東茨城郡大洗町にある、日本原子力研究開発機構高速増殖炉実験炉。昭和52年(1977)運転開始。平成19年(2007)に発生した故障のため運転休止中。名称は施設が立地する地域の旧国名である常陸(ひたち)の異称に由来。正式名称は高速実験炉常陽。→もんじゅ

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世界大百科事典内の常陽の言及

【核燃料】より

…また,カナダで開発した重水炉の燃料も同様の形態であるが天然ウランを使用している。実験炉〈常陽〉を設置して日本でも開発が進められている液体金属冷却高速増殖炉では,プルトニウムの高速中性子による核分裂を利用するが,燃料心材はプルトニウムとウランの混合酸化物であり,被覆管としてはステンレス鋼を使用している。冷却材の温度を高めるためと高速中性子の吸収はあまり物質によらないことからステンレス鋼が採用され,また出力密度を高めてもペレットの温度があまり上がらぬように,燃料棒の直径は約6mmと軽水炉にくらべて非常に細い。…

※「常陽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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