高遊原(読み)たかゆうばる

日本大百科全書(ニッポニカ) 「高遊原」の意味・わかりやすい解説

高遊原
たかゆうばる

熊本県中部、阿蘇(あそ)郡西原村に位置する大峯(おおみね)山(標高409メートル)の火山活動に伴って形成された標高150~200メートルの溶岩台地(広さ約24平方キロメートル)で、いわゆる肥後台地の南東隅をなす。透水性に富む火山灰で覆われているため、畑地としての開発も遅れ、屯田兵開拓団入植などがその主力となってきた。しかし、1971年(昭和46)この溶岩台地の西端熊本空港が移転開港してより、道路整備も進み、交通要地としての地位が高まりつつある。

[山口守人]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む