高鹹水(読み)こうかんすい(その他表記)high-saline water

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「高鹹水」の意味・わかりやすい解説

高鹹水
こうかんすい
high-saline water

塩分の高い海水暖流,寒流と同様に相対的な語で,塩分何‰ (パーミル) 以上という定義はない。大洋では緯度 20°~30°の亜熱帯海域が 36~37‰の高鹹帯を形成している。付属海や内海には特に塩分の高いところがあり,紅海の一部では 40~43‰に及ぶ。陸地の湖にも塩分の高いものがあり,北アメリカ西部ユタ州北部のグレートソルト湖の塩分濃度は 230‰,ヨルダン,イスラエル国境の死海では 315‰で,海水の塩分の約 10倍もある高鹹水である。

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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