高麗煎餅(読み)コウライセンベイ

デジタル大辞泉 「高麗煎餅」の意味・読み・例文・類語

こうらい‐せんべい〔カウライ‐〕【高麗煎餅】

小麦粉砂糖をこね合わせ、薄くのばして型で抜き焼いた菓子江戸時代大坂で売り出された。

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精選版 日本国語大辞典 「高麗煎餅」の意味・読み・例文・類語

こうらい‐せんべいカウライ‥【高麗煎餠】

  1. 〘 名詞 〙 小麦粉を砂糖などと水でこねて蒸し、うすくのばして、型で抜いて焼いた煎餠瓦せんべい系統で江戸時代に流行した。
    1. [初出の実例]「高麗(コウライ)せんへいの方 一、白きはつねのごとく米をつき白ざたう能かんに入、つき合、せんべい焼物にてやき申候。黒きは黒ざたうにうどんのこ交(まぜ)、右のごとくこね合、焼候」(出典:合類日用料理抄(1689)二)

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