デジタル大辞泉 「鬘く」の意味・読み・例文・類語 かずら・く〔かづらく〕【×鬘く】 [動カ四]《「鬘かずら」の動詞化》かずらとして頭につける。「青柳のほつ枝攀よぢ取り―・くは君がやどにし千年ちとせ寿ほくとそ」〈万・四二八九〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「鬘く」の意味・読み・例文・類語 かずら・くかづらく【鬘】 〘 他動詞 カ行四段活用 〙 ( 名詞「かずら(鬘)」を動詞化した語 ) かつらにする。草木の枝や花を取って髪飾りにする。[初出の実例]「ももしきの大宮人の蘰有(かづらける)垂(しだ)り柳は見れど飽(あ)かぬかも」(出典:万葉集(8C後)一〇・一八五二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例