デジタル大辞泉 「鬼宿日」の意味・読み・例文・類語 きしゅく‐にち【鬼宿日】 暦注の一。二十八宿の鬼宿にあたる日。最吉日で、婚礼以外は万事に大吉とされる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「鬼宿日」の意味・読み・例文・類語 きしゅく‐にち【鬼宿日】 〘 名詞 〙 インドの星占いから起こった語。陰暦で鬼宿[ 一 ]に当たり、その星が守護するという日。嫁取りのほかは、万事に大吉とされている。宣明暦時代には毎年日が一定であった。すなわち正月一一日、二月九日、三月七日、四月五日、五月三日、六月一日、七月二五日、八月二二日、九月二〇日、一〇月一八日、一一月一五日、一二月一三日に当たる。貞享暦以降は二八日ごとに巡ってくる。鬼宿。〔運歩色葉(1548)〕[初出の実例]「暦を詮索すれば明日は天赦きしゅく日、万事揃ふた大吉日」(出典:浄瑠璃・淀鯉出世滝徳(1709頃)下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例