デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鬼頭忠純」の解説 鬼頭忠純 きとう-ただすみ 1821-1863 幕末の武士。文政4年8月15日生まれ。尾張(おわり)名古屋藩士。京都の春日潜庵(かすが-せんあん)にまなんで尊攘(そんじょう)思想にふれる。藩の重臣田宮如雲に登用され,儒官となる。文久3年前藩主徳川慶勝(よしかつ)に随行し,京都で政界工作をすすめるが,肺をわずらい,同年1月16日に死去した。43歳。字(あざな)は子純。通称は忠次郎。号は艮庵。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例