儒官(読み)ジュカン

デジタル大辞泉 「儒官」の意味・読み・例文・類語

じゅ‐かん〔‐クワン〕【儒官】

儒学をもって公務に就いている者。また、公の機関で儒学を教授する者。

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精選版 日本国語大辞典 「儒官」の意味・読み・例文・類語

じゅ‐かん‥クヮン【儒官】

  1. 〘 名詞 〙 儒者が任ぜられるのを原則とする官。式部大少輔、大学頭紀伝明経明法・算の博士音博士書博士、助教、直講など。また、儒学を教授する官。
    1. [初出の実例]「彼信西と申は〈略〉大業も遂ず、儒官にも入れられず、非重代なりとて弁官にもなされず」(出典:平治物語(1220頃か)上)
    2. [その他の文献]〔漢書‐翼奉伝〕

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普及版 字通 「儒官」の読み・字形・画数・意味

【儒官】じゆかん(くわん)

儒学を以て仕える官。〔三国志、魏、明帝紀〕(太和二年六月詔)儒をび學を貴ぶは、王の本なり。頃(このごろ)より儒官或いは其の(適任の)人に非ず。將(は)た何を以てかを宣せん。

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