魂棚(読み)タマダナ

デジタル大辞泉 「魂棚」の意味・読み・例文・類語

たま‐だな【魂棚】

精霊棚しょうりょうだな」に同じ。 秋》「―の奥なつかしや親の顔/去来

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「魂棚」の意味・読み・例文・類語

たま‐だな【魂棚・霊棚】

  1. 〘 名詞 〙 盂蘭盆会(うらぼんえ)に、祖先位牌を安置し、供え物をのせる棚。そこに先祖の霊を迎える。精霊棚(しょうりょうだな)。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「玉棚の奥なつかしや親の顔〈去来〉」(出典:俳諧・韻塞(1697)七月)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android