霊送り(読み)タマオクリ

デジタル大辞泉 「霊送り」の意味・読み・例文・類語

たま‐おくり【霊送り/魂送り】

精霊しょうりょう送り」に同じ。 秋》「―身にそふくさの夕かな/暁台」⇔霊迎たまむか

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精選版 日本国語大辞典 「霊送り」の意味・読み・例文・類語

たま‐おくり【魂送・霊送】

  1. 〘 名詞 〙 盂蘭盆(うらぼん)にまつった死者の霊を陰暦七月一六日の夜、送り火をたいて送りかえすこと。精霊(しょうりょう)送り。⇔魂迎え。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「一休のしの字も灯(とぼ)せ玉送り〈沖三〉」(出典:俳諧・俳諧新選(1773)三)

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