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魚山声明六巻帖 ぎょさんしょうみょうろっかんじょう

世界大百科事典 第2版の解説

ぎょさんしょうみょうろっかんじょう【魚山声明六巻帖】

天台声明の曲集。《魚山顕密声明集略本》《魚山集略(本)》《魚山六巻帖》《六巻帖》《声明集》などの名称を持つ。1172年(承安2)または73年良忍の高弟家寛(けかん)は,後白河法皇に声明を伝授するにあたって,声明集を選上した。のちに,この声明集から常用の曲を抄出して6巻(6帖)の体裁としたものが現れ,これが通称〈六巻帖〉の名で天台声明の基本的な曲集の位置を占めるにいたった。最初の版本は憲真(けんしん)(?‐1683)によって出されたが,家寛からこの版に至るまでの事情はいまだ明らかではない。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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