日本歴史地名大系 「魚市橋」の解説 魚市橋うおいちばし 長崎県:長崎市長崎町諏訪町魚市橋中島(なかしま)川に架かる橋で、江戸時代には諏訪(すわ)町と今魚(いまうお)町を結ぶ(享和二年長崎絵図)。元禄一二年(一六九九)岡正恒(大井手橋を架けた岡正敏の弟)が架橋、高玄岱が銘を書いた。享保五年(一七二〇)の洪水で崩落したというが(長崎港草・長崎名勝図絵)、これは同六年の誤記という。のち再び架橋され、石橋というものの(「長崎古今集覧」など)、未詳。寛政七年(一七九五)の洪水でも流失、同一二年石橋で再建。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by