魚物(読み)ぎょぶつ

精選版 日本国語大辞典 「魚物」の意味・読み・例文・類語

ぎょ‐ぶつ【魚物】

  1. 〘 名詞 〙 魚。魚類。また、魚の料理
    1. [初出の実例]「主人の客人をむかゑて酒をすすむる時にさかなに魚物をすすむる時のことなり」(出典:玉塵抄(1563)一五)
    2. 「魚物(ギョブツ)めづらしくととのへ、大酒滝をながし」(出典浮世草子・好色三代男(1686)三)

うお‐ものうを‥【魚物】

  1. 〘 名詞 〙 魚類の料理。また、魚の干物など。
    1. [初出の実例]「時袋屋息持朋樽・饅頭一折・魚物等来。多衆相集賞之」(出典:蔭凉軒日録‐延徳三年(1491)一一月二五日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む