鯉居村(読み)こいおりむら

日本歴史地名大系 「鯉居村」の解説

鯉居村
こいおりむら

[現在地名]八百津町八百津

細目ほそめ村の枝郷で、本郷の東にあたり、ハジカミ坂を越え久田見くたみ村を経て苗木なえぎ城下(現中津川市)へ至る道に沿う。本郷札ノ辻より一三町三七間。「濃州徇行記」に高二四石余、家数一九・人数八八で、「此地は木曾川り山の中腹に村立ありて田畠日うけよく南向也、よき屋造りの百姓もあり又小商ひをし紺屋などもみへたり」と記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android