鱗鉄鉱(読み)りんてっこう

最新 地学事典 「鱗鉄鉱」の解説

りんてっこう
鱗鉄鉱

lepidocrocite

化学組成Fe3+O(OH)の鉱物直方晶系,空間群Amam, 格子定数a0.386nm, b1.250, c0.306, 単位格子中4分子含む。鱗状・雲母状・繊維状結晶の塊状集合。濃赤~赤褐色,半透明,亜金属光沢,条痕褐橙色。劈開{010}に完全,{100}・{001}に良好。硬度5,比重3.9。薄片では黄~暗赤色,屈折率α1.94, β2.20, γ2.51, 2V(-)~80°。ゲーサイトフェロキシハイト(feroxyhyte)と同質異像黄鉄鉱などの分解によってゲーサイトとともに産することが普通。lepidocrociteの名称は外観から「鱗片」と「繊維ないし糸」を意味するギリシア語に由来。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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