鳥取県郷土史(読み)とつとりけんきようどし

日本歴史地名大系 「鳥取県郷土史」の解説

鳥取県郷土史
とつとりけんきようどし

一冊 鳥取県編 昭和七年刊・昭和四八年復刻

解説 昭和四年八月、鳥取県の事業として編纂が開始され、同七年六月に完成した。県の歴史を系統的組織的にまとめたものとしては嚆矢とされる。内容は(一)地理概説・(二)古史(三)中古史・(四)近古史・(五)近世史(六)現代史に分けられ、現代史は明治・大正期を記す。一千五〇〇ページ近い本文の半分以上が藩政期で占められ、多くの史料が紹介されている点に特色がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android