現代史(読み)げんだいし

精選版 日本国語大辞典 「現代史」の意味・読み・例文・類語

げんだい‐し【現代史】

〘名〙 近代より以後人間が、自分たちと同時代のものだと意識している歴史。現在では一般に第二次世界大戦一九三九‐四五)以後の歴史。世界史ではソビエト同盟の成立一九一七)以後の歴史をさすことがある。
幸木(1948)〈半田良平〉昭和一八年「若きらは日露の役を現代史の一節としてあやしみもせず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「現代史」の意味・読み・例文・類語

げんだい‐し【現代史】

現代の歴史。ふつう、日本史では第二次大戦後から現在まで、世界史では第一次大戦後から現在までの歴史をいう。
[補説]書名別項。→現代史

げんだいし【現代史】[書名]

小田実長編小説。昭和43年(1968)刊。昭和39年(1964)の東京オリンピック時代を背景に、さまざまな社会階層の人々を登場させ、現代の日本社会へと通じる歴史・風俗・社会を描き出す。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android