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鳥売 とりうり

世界大百科事典 第2版の解説

とりうり【鳥売】

中世末天文ごろ,京都に鳥を商う座は三条座,五条座,七条座の3座があり,それぞれ内蔵寮(くらりよう),長橋局,駕輿丁(かよちよう)座が本所であった。これを鳥三座という。扱う品物は鳥に限らず,狼,猿,兎,狐,狸,獺,黏等であった。また,鳥餅座の座衆の中に〈鳥屋宿院六郎三郎〉がみえるので,鳥を捕獲する鳥餅についても座が成立しており,鳥屋が鳥餅も売っていたことがわかる。三条座の前身は供御人(くごにん)であり,鎌倉中期に御厨子所(みずしどころ)が三条以南の〈魚鳥精進(野菜)菓子交易の輩〉を御厨子所供御人と認め,かわりに商売に課税したといわれている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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