鳥嶋村(読み)とりしまむら

日本歴史地名大系 「鳥嶋村」の解説

鳥嶋村
とりしまむら

[現在地名]宮崎町鳥嶋

川左岸にあり、南の対岸小泉こいずみ村、東と北は鳥屋とりやさき村、西は谷地森やちもり村に接する。正保郷帳に田二三貫四二二文・畑五貫七二七文とあり、ほかに同所新田三六〇文がある。「安永風土記」によれば、田二八貫五九二文・畑六貫五〇九文(うち茶畑二八〇文)で、蔵入は七五三文、給所は三四貫三四八文、人頭三一人(うち寺一・沽却禿二)、家数三一(うち借屋一)、男九九・女七六、馬四一で、神社は村鎮守の鹿島社など四社、日月堂がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android