鳥羽院山村(読み)とばいんやまむら

日本歴史地名大系 「鳥羽院山村」の解説

鳥羽院山村
とばいんやまむら

[現在地名]脊振村大字鹿路ろくろ鳥羽院とばいんかみ鳥羽院下とばいんしも

鬼原おにはら山の東、苔谷こけたに山の南の盆地に位置する。正保絵図に村名がみえる。かつて後鳥羽上皇がこの地に潜幸してきたとの伝承があり、村名はそれに由来するといわれている。

村内の善信ぜんしん(浄土真宗本願寺派)は、もと教信きようしん寺といい、開山当時は天台宗であったが、後鳥羽上皇行幸後禅宗となり、さらに浄土真宗に改宗して寺名も改めたと称されている(脊振村誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む