鳥越古墳群(読み)とりごえこふんぐん

日本歴史地名大系 「鳥越古墳群」の解説

鳥越古墳群
とりごえこふんぐん

[現在地名]阿久根市波留 鳥越

がた地区を見下ろす標高一五メートルの丘陵地にあったが、都市計画事業により丘陵地は削平された。一号墳は平成元年(一九八九)同事業の工事中に偶然に発見され、同三年から八年の間に三回の発掘調査が実施された。調査の結果、南九州では初めての初期畿内型古墳の特徴をもつ竪穴式石室であることが判明し、さらに一号墳の周辺には在地系墓制の地下式板石積石室墓も所在していることも確認された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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