鳩尾の板(読み)キュウビノイタ

デジタル大辞泉 「鳩尾の板」の意味・読み・例文・類語

きゅうび‐の‐いた〔キウビ‐〕【×鳩尾の板】

よろい付属品名称胸板の左のはずれを防御する細長い鉄製の革包みの板。はとのおのいた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 センダン 鳩尾

精選版 日本国語大辞典 「鳩尾の板」の意味・読み・例文・類語

きゅうび【鳩尾】 の 板(いた)

  1. (よろい)部分の名称。栴檀(せんだん)の板が右を保護するのに対し、胸板の左の透間を保護する防具。上が広く下が狭く、その形が鳩の尾に似ているところからいう。はとのおのいた。きゅうび。〔随筆安斎随筆(1783頃)〕
    1. 鳩尾の板
      鳩尾の板

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android