鳩尾の板(読み)キュウビノイタ

デジタル大辞泉 「鳩尾の板」の意味・読み・例文・類語

きゅうび‐の‐いた〔キウビ‐〕【×鳩尾の板】

よろい付属品名称胸板の左のはずれを防御する細長い鉄製の革包みの板。はとのおのいた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鳩尾の板」の意味・読み・例文・類語

きゅうび【鳩尾】 の 板(いた)

(よろい)部分の名称。栴檀(せんだん)の板が右を保護するのに対し、胸板の左の透間を保護する防具。上が広く下が狭く、その形が鳩の尾に似ているところからいう。はとのおのいた。きゅうび。〔随筆安斎随筆(1783頃)〕

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