鳴稲子(読み)なきいなご

精選版 日本国語大辞典 「鳴稲子」の意味・読み・例文・類語

なき‐いなご【鳴稲子】

  1. 〘 名詞 〙 バッタ(直翅)目バッタ科の昆虫。体長一八~二八ミリメートルで、頭頂部が突出する。雌は灰色を帯びた薄茶色で、雄は小さく黄金色をしている。初夏に山すその草地に現われ、ギシギシギシギシと鳴く。日本各地、朝鮮中国シベリアに分布する。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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