鴇田英太郎(読み)トキタ エイタロウ

20世紀日本人名事典 「鴇田英太郎」の解説

鴇田 英太郎
トキタ エイタロウ

大正期の劇作家



生年
明治32(1899)年1月19日

没年
昭和4(1929)年7月10日

出生地
宮城県石巻

学歴〔年〕
早稲田大学商科中退,慶応義塾大学文科中退

経歴
はじめ大正活映の俳優となり、谷崎潤一郎の世話になった。その後「演劇新潮」に一幕もののシナリオを書き、小山内薫師事、第2次「劇と評論同人となって劇作を続けた。昭和4年胃がんに倒れ、病床で新作3本を書き戯曲集「現代生活考」に収められた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む