普及版 字通 「鵑」の読み・字形・画数・意味
鵑
18画
[字訓] ほととぎす
[字形] 形声
声符は(えん)。に涓・絹(けん)の声がある。杜鵑はほととぎす。〔華陽国志〕に「杜宇、とす。~其の相、開なり。~に委(ゆだ)ぬるにを以てし、西山に登りて隱る。時(まさ)に三、子鵑鳥、鳴く。故に蜀人、子鵑を聞くに、輒(すなは)ち之れを悲思す」とみえる。
[訓義]
1. ほととぎす。
2. さつき、やまつつじ。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕鵑 クマタカ 〔字鏡集〕鵑 ヨブコドリ・クマタカ
[熟語]
鵑花▶
[下接語]
杜鵑
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報