日本歴史地名大系 「鵜河原村」の解説 鵜河原村うがわらむら 三重県:三重郡菰野町鵜河原村[現在地名]菰野町下村(しもむら)海蔵(かいぞう)川の南岸に川北(かわぎた)村と川を隔てて位置する。下鵜河原(しもうがわら)村・下村とも称した。天正一一年(一五八三)の内宮神領本水帳写に「廿四石八斗 うかハら」と出る。江戸時代は村高のうち八六・八八一石は津藩領、九三八・六石は初め旗本保田氏領、享保九年(一七二四)以降郡山(現大和郡山市)藩領、享和二年(一八〇二)以降長島藩領、文政元年(一八一八)以降幕府領、同六年以降武蔵忍(おし)(現行田市)藩領、天保一四年(一八四三)以降再び幕府領、信楽(しがらき)(現滋賀県)代官所支配となり、安政元年(一八五四)以降再び忍藩領と変遷を重ねた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by