鵲の鏡(読み)カササギノカガミ

デジタル大辞泉 「鵲の鏡」の意味・読み・例文・類語

かささぎ‐の‐かがみ【×鵲の鏡】

裏面カササギ模様のある鏡。単に、鏡をもいう。
あまのはら光射し添ふ―と見ゆる秋の夜の月」〈夫木・一三〉
《鏡の意から》異称

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精選版 日本国語大辞典 「鵲の鏡」の意味・読み・例文・類語

かささぎ【鵲】 の 鏡(かがみ)

  1. 裏側に鵲の模様のある鏡。単に、鏡もいう。
    1. [初出の実例]「かささぎのかがみの山の夏の月さし出づるより影もくもらず〈藤原為家〉」(出典:夫木和歌抄(1310頃)九)
  2. ( 鏡の意から ) 月の異称。

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