鶏唱(読み)ケイショウ

デジタル大辞泉 「鶏唱」の意味・読み・例文・類語

けい‐しょう〔‐シヤウ〕【鶏唱】

にわとりが早暁に時を告げること。鶏鳴
「―に茅店ぼうてんの月を抹過し」〈太平記・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鶏唱」の意味・読み・例文・類語

けい‐しょう‥シャウ【鶏唱】

  1. 〘 名詞 〙 ニワトリの鳴き声。ニワトリが早朝に時をつげること。鶏鳴。
    1. [初出の実例]「或る時は雞唱(ケイシャウ)に茅天の月を抹過し」(出典:太平記(14C後)四)
    2. [その他の文献]〔羅鄴‐早発詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「鶏唱」の読み・字形・画数・意味

【鶏唱】けいしよう

鶏の声。

字通「鶏」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android