鶯宿(読み)おうしゅく

精選版 日本国語大辞典 「鶯宿」の意味・読み・例文・類語

おう‐しゅくアウ‥【鶯宿】

  1. 〘 名詞 〙
  2. おうしゅくばい(鶯宿梅)」の略。
  3. おうしゅくばい(鶯宿梅)」の略。
    1. [初出の実例]「二条殿よりあふしゅくのえたまいる」(出典:御湯殿上日記‐明応四年(1495)二月一八日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「鶯宿」の意味・わかりやすい解説

鶯宿[温泉] (おうしゅく)

岩手県盛岡市の西方,岩手郡雫石(しずくいし)町の鶯宿川渓谷に臨む温泉。天正年間(1573-92)にウグイスが足の傷を湯につけているのをきこりが発見したことから名づけられたとの伝説がある。単純硫化水素泉,57℃。静かな湯治場であったが,近年,ホテル,旅館が建ち,付近にはゴルフ場スキー場などが整備され,盛岡市郊外の観光保養地となっている。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む