デジタル大辞泉 「鶯鳴かせたこともある」の意味・読み・例文・類語 鶯うぐいす鳴なかせたこともある 咲き匂におう梅がウグイスを留まらせて鳴かせるように、かつては美しく色香もあって、男たちにちやほやされた時代もあった。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「鶯鳴かせたこともある」の意味・読み・例文・類語 うぐいす【鶯】 鳴(な)かせたこともある (今は梅干し婆(ばばあ)といわれる年寄りだが)かつては、梅の花が美しく、鶯をとめて鳴かせるように、異性を騒がせたこともあった。[初出の実例]「今は梅干婆アであれど、花の若い時ゃ色香も深く、鶯啼かせた事もある」(出典:歌舞伎・質庫魂入替(1867)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
ことわざを知る辞典 「鶯鳴かせたこともある」の解説 鶯鳴かせたこともある 美しい梅の花が鶯をとめて鳴かせるように、かつては、異性にもてはやされたこともあった。年老いた女性が娘盛りを回顧していう。 [使用例] 「はい私は昔これでも素顔のお民と言われて、小網町辺りの番頭さんや息子さんに惚れられたこともござりましたよ」〈略〉「剛いという程でもございませんが、少しは鶯を鳴かしたこともございますよ」[三代目三遊亭円遊*落語・三年目の幽霊|1891] 出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報