鶴の御成(読み)ツルノオナリ

デジタル大辞泉 「鶴の御成」の意味・読み・例文・類語

つる‐の‐おなり【鶴の御成】

江戸幕府年中行事の一。毎年寒入り後、将軍三河島小松川品川目黒などの鶴の飼い付け場で行った鷹狩り

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精選版 日本国語大辞典 「鶴の御成」の意味・読み・例文・類語

つる【鶴】 の 御成(おなり)

  1. 江戸幕府の年中行事の一つ。将軍みずから、毎年寒入り後、三河島・小松川・品川・目黒などの鶴の飼付場で行なった鷹狩。捕獲した鶴は御鷹の鶴と称して朝廷に献上し、また御三家その他の大名にも賜わった。〔村越筆記〕

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