鶴屋町(読み)つるやまち

日本歴史地名大系 「鶴屋町」の解説

鶴屋町
つるやまち

[現在地名]高松市鶴屋町・本町ほんまち

高松城外曲輪東部の町人町。うち町五町の東端の町。外曲輪南東隅にある町奉行所から北に延びる通りに沿い、南北約一二〇間。東は東浜ひがしはま港に面し、北は北浜材木きたはまざいもく町、西は北から内磨屋うちとぎや町・本町たくみ町であるが、本町筋の突当りに「使者長屋」がある(天明年間城下図)。南は内町武家屋敷の東端部で、町奉行所・詮議所・牢屋敷などがあり、町奉行所東側の番所を抜け、外堀に架かる土橋(海出橋)を渡るととおり町一丁目に至る(天保一五年城下図)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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