鶴巻塚古墳(読み)つるまきづかこふん

日本歴史地名大系 「鶴巻塚古墳」の解説

鶴巻塚古墳
つるまきづかこふん

[現在地名]木更津市永井作一丁目

祇園大塚山ぎおんおおつかやま古墳の南西五〇〇メートルに存在した古墳で、大型の円墳であったといわれる。明治四一年(一九〇八)石棺が発掘され、画文帯四仏四獣鏡・六神鏡・円頭大刀圭頭大刀・銀象嵌大刀・挂甲・馬鐸・鞍金具・壺鐙金具・鹿角装刀子・琥珀棗玉・須恵器などの遺物が出土した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android