鶴望(読み)かくぼう

精選版 日本国語大辞典 「鶴望」の意味・読み・例文・類語

かく‐ぼう‥バウ【鶴望】

  1. 〘 名詞 〙(つる)が首を長く伸ばすようにして見ること。転じて、待ち望むこと。
    1. [初出の実例]「忽至衡門。不鶴望」(出典本朝文粋(1060頃)四・入道大相国重上表〈大江匡衡〉)
    2. [その他の文献]〔色葉字類抄(1177‐81)〕〔蜀志‐張飛伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「鶴望」の読み・字形・画数・意味

【鶴望】かくぼう(ばう)

首を長くして待ち望む。〔三国志、蜀、張飛伝〕今寇を作(な)し、民毒(とどく)を被る。を思ふの士、頸を(ひ)いて鶴す。

字通「鶴」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む