鶴田和紙(読み)つるたわし

事典 日本の地域ブランド・名産品 「鶴田和紙」の解説

鶴田和紙[紙工芸・和紙]
つるたわし

九州・沖縄地方、鹿児島県地域ブランド
南薩摩郡さつま町で製作されている。江戸時代初期に島津藩藩政改革一環として奨励した紙漉き技術を受け継いだ手漉き和紙。昔から手揉み茶をつくる際の茶取り紙として使われ、今でも高級茶づくりに欠かせない。現在では、障子紙画仙紙・茶取り紙などが製造されている。鹿児島県伝統工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「鶴田和紙」の解説

鶴田和紙

鹿児島県薩摩郡さつま町で生産される手漉き和紙原料はコウゾなど。手揉み茶作りに使う紙として漉かれたのが起源。「鶴田手漉和紙」とも。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android