日本歴史地名大系 「鷲北新村」の解説 鷲北新村わしきたしんむら 富山県:高岡市旧射水郡小矢部川右岸地区鷲北新村[現在地名]高岡市鷲北新・材木町(ざいもくちよう)小矢部川と庄川の中間、角(つの)村の北方に位置。延宝元年(一六七三)十七(じゆうしち)ヶ用水の分流中川(なかがわ)用水が新開の水源となり村立てした。中川用水は鷲北用水ともよばれた。寛保二年(一七四二)の草高は三〇八石余、免三ツ五歩、ほかに元禄九年(一六九六)一九五石余の畑直し高が用水退転により引高となり、享保一六年(一七三一)鷲野開として三〇石余の畑新開があった(「高免等書上帳」折橋家文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by